リュシーメソッド理論編コラム8
[フレージング2]
フレージングの応用編をここで説明しようと思います。フレージングには次の3つの形があります。
[1]通常の形
[2]エリプスと呼ばれる、前のリズムの最終音と次のリズムの開始音が重なった形。
[3]スディール、ジャンクション、ランプリサージュと呼ばれる、前のリズムにも後ろのリズムにも属さない音が使われている形。注)スディール、ジャンクション等にはリズムと区別するためにフレージングは書きません。
以上の法則と知識を基にフレージングの分析を行います。ソナチネアルバムやソナタアルバムから分析するとやりやすいと思います。最初は慣れませんが段々慣れてきて楽譜に書かれているフレージングといかに違うか気づくことでしょう。楽譜に書かれているスラーはリズムの塊を表しているものではない事に気づくでしょう。スラーを書き終わった後に演奏してみるのもいい訓練になります。
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